日本工芸品の日本人形や陶器

陶器や日本人形は伝統的工芸品であり地域により様々なものがあります。

日本人形は和服を着て日本髪を結った日本の伝統的な装いを写した人形のことで江戸時代には着せ替え人形として親しまれ市松人形や衣装人形が代表的となっています。また節句人形には雛人形や五月人形があり、雛人形は女の子の健やかな成長を願い毎年、桃の節句に飾られ五月人形は男の子の成長と出世を願い端午の節句に飾られます。

そして日本の工芸品の一つの陶器は粘土を原料として作られている焼き物で釉薬を用いて水漏れを防ぎ、吸収性が高いため醤油などを使用する場合はシミにならないよう注意が必要で、ザラザラとした肌触りで土の風合いを感じられる所が魅力となっています。

主な種類には備前焼、萩焼、信楽焼、益子焼、美濃焼があり、中でも美濃焼は岐阜県東濃地域の陶器で日本で一番の焼き物の産地としても知られ、美濃焼には志野焼、織部焼、黄瀬戸焼、瀬戸黒焼などが有名となっています。